reComputer RK シリーズに FUXA をインストールする

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FUXA はブラウザーで利用する SCADA/HMI・ダッシュボードプラットフォームです。MQTT、Modbus、OPC UA などのデータソースに接続し、値を監視画面に表示できます。このガイドでは、reComputer RK3576 に FUXA をインストールし、サービスと Web エディターの動作を確認します。

対象環境:Docker をインストールした ARM64 Armbian(Debian Bookworm)搭載の reComputer RK3576 DevKit。latest イメージは更新される可能性があるため、再現可能なデプロイが必要な場合は、検証済みのバージョンまたはダイジェストを固定してください。

始める前に

  • RK3576 と操作用コンピューターを信頼できるネットワークに接続します。
  • RK3576 への SSH またはターミナルアクセスと、動作する Docker Engine を用意します。
  • イメージを取得するため、システムディスクの空き容量を確認します。

RK3576 で環境を確認します。

bash
uname -m
cat /etc/os-release
docker --version
df -h /

uname -m は aarch64 と表示されるはずです。Docker が未導入の場合は、使用中の Armbian イメージに適した手順で Docker Engine をインストールして起動してください。

ステップ 1:FUXA の ARM64 イメージを取得する

bash
sudo docker pull --platform linux/arm64 frangoteam/fuxa:latest

取得がタイムアウトする場合は Docker Hub への接続を確認してください。SSH シェルだけにプロキシを設定しても Docker デーモンには自動的に適用されません。必要に応じて、使用するネットワークのプロキシアドレスを Docker デーモンのプロキシ設定に従って設定します。

ステップ 2:コンテナーを起動する

イメージの取得後、FUXA コンテナーを起動します。

bash
sudo docker run -d \
  --name fuxa-rk3576 \
  --platform linux/arm64 \
  --network host \
  --restart unless-stopped \
  -v fuxa_rk3576_appdata:/usr/src/app/FUXA/server/_appdata \
  -v fuxa_rk3576_db:/usr/src/app/FUXA/server/_db \
  -v fuxa_rk3576_logs:/usr/src/app/FUXA/server/_logs \
  -v fuxa_rk3576_images:/usr/src/app/FUXA/server/_images \
  frangoteam/fuxa:latest

-d はバックグラウンド実行を意味します。Web ページではなくコンテナー ID が返るのは正常です。名前付きボリュームにはプロジェクトデータ、履歴、ログ、アップロード画像が保存されます。Linux の host ネットワークを使うため、-p 1881:1881 は不要です。ポート 1881 は信頼できるネットワーク内でのみ利用し、公開範囲を広げる前にアクセス制御を設定してください。

ステップ 3:サービスを確認する

bash
sudo docker ps --filter name=fuxa-rk3576
sudo docker logs --tail 40 fuxa-rk3576
curl -I http://127.0.0.1:1881/
hostname -I

コンテナーは Up、ログには FUXA started! と表示され、ローカルの Web リクエストには HTTP 応答が返るはずです。同じ信頼できるネットワークのコンピューターから、hostname -I に表示された RK3576 の LAN アドレスで次を開きます。

  • 実行ページ:http://<RK3576_IP>:1881/
  • Web エディター:http://<RK3576_IP>:1881/editor

初回は可視化画面をまだ作成していないため、実行ページが空白の場合があります。

ステップ 4:エディターを確認する

エディターを開き、Views パネルで MainView を選びます。General ツールからテキスト要素をキャンバスに配置し、RK3576 FUXA test などの短い文字列を入力します。ディスクアイコンで保存してプレビューを開き、保存した文字列が実行画面に表示されることを確認します。

これで FUXA のインストールとエディターの確認は完了です。実機データ、MQTT 接続、アラーム、SCADA プロセスはまだ設定していません。

トラブルシューティング

  • コンピューターからページを開けない: コンテナーの状態、RK3576 上での curl -I http://127.0.0.1:1881/、LAN IP、ポート 1881 へのネットワークとファイアウォールを確認します。
  • 実行ページが空白: /editor で画面を保存します。初期画面が空白であることだけではインストール失敗を意味しません。
  • イメージの取得に失敗: 空き容量と Docker デーモンのネットワーク/プロキシ設定を確認します。他のイメージを確認せずに削除しないでください。

次のステップ

インストール後は FUXA 公式ドキュメントを参照し、データソースの接続、タグとゲージ/チャートの関連付け、実行ページでのライブデータ表示に進んでください。